ここ2ヶ月ほど、私がほぼ触っていないサービスがあります。ほぼ全てAIに任せて月10万円程度の売上が発生しています。
最近、「AIで開発しました」という話はよく見かけますが、一方で、「AIで運営しています」という話はまだあまり見かけません。
AIに任せ、本当に事業が回るのか。
そんな実験として運営しているのが Dine Tokyo です。
現在は月10万円程度の売上規模ですが、運営に割いている人間の工数はほぼありません。
今回は、その実態について公開してみようと思います。
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作ったサービスの概要
東京で開催する少人数の食事会マッチングサービスです。
参加者はLINEから申し込みを行い、運営側で参加者をマッチングして食事会を開催します。
イメージとしては、海外で急成長している Timeleft に近いサービスです。
Timeleftは毎週水曜日に知らない人同士が集まって食事をする体験を提供しており、世界中で利用者を伸ばしています。
このコンセプトに可能性を感じ、日本向けに小規模な検証としてDine Tokyoを立ち上げました。
4ヶ月の実績
LINE登録者数:2331人

月間売上:約13万円/月

コストはサーバ代・LINE費用のみ (広告費については後述)
案件にしてないのにYouTuberが参加してくれた

口コミで友達の友達に広がる

自分でもディナーに参加して嬉しいコメントをもらう

楽しかった
AIに任せたこと
Dine Tokyoでは、できるだけ人間が介在しない運営を目指しました。
開発
もはや当たり前ですが、開発は全てClaude CodeとCodexで行いました。
やろうと決めてから開発期間は3日でリリースすることができました。
広告運用

広告クリエイティブや訴求案をClaude Codeに作らせています。
最初は雑にたくさん作り、インスタ広告に流しています。
その中からCPA(顧客獲得コスト)が良いものを残し、悪いものは広告を止めることで良質な広告が残ります。また、CPAが良いものをベースに新規の広告クリエイティブを自動で作成します。
上記が完全自動であるため、日次で勝手に改善が回りまくります。
LINE配信(ナーチャリング)
広告を見て、興味を持って登録してくれたユーザにLINEでナーチャリングをします。
登録をすると名前や職業の入力だけではなく、性格診断等を行うようになっています。
そのアクティビティログが全て残るようになっています。

時系列は下から上
その結果を元にナーチャリングメッセージを全ユーザでパーソナライズして配信することができます。
ABテスト
上記のアクティビティログを全ユーザで取っているので、それを元にしたABテストも自動で可能です。
登録→プロフィール登録→性格診断→課金→ディナー参加
のどのフローで離脱しているのか。それを踏まえてどのように改善するか(例えば課金を最初に持ってきた方がいいのか、性格診断をスキップできるようにするかなど)をA/Bテストで計測して改善されます。
カスタマーサポート
ユーザーからの問い合わせ対応もAI中心です。
コードベースからカスタマーサポート用のマニュアルを生成し、常に最新に保っています。
このマニュアルをベースに質問への回答や案内文の作成を行うため、問い合わせが来ても、人間がゼロから文章を書くことはありません。
人がやっていること
レストランの予約は人が行っています。PayPayグルメというサイトがあり、1名あたり予約で200円のPayPayポイントがもらえるため、そのポイントを報酬に予約対応を行ってくれるバイトの方にお願いしています。

管理画面
ディナー自体も参加者のみで特に運営が幹事する必要はありません。よって僕自身は何もこのサービスの運営に関わっていません。
PMFした
立ち上げ当初は月10-20万円ほどのインスタ広告を利用してLINE登録者を集めていました。
しかし2026年5月からは、広告費をほとんど使っていません。
それでも既存のLINE登録者に対して案内を行うだけで売上が発生しました。
- 広告をかけなくても売上が発生した
- LINE告知だけで参加者が集まった
- 実際に食事会が成立している
- 参加後の反応が良い
- Timeleftが東京で大きく成立している
上記からPMFをしたサービスと言えると思います。
どこまで伸ばせるのか
個人的には、まだかなり伸びる余地があると考えています。
参考になるのがTimeleftです。イベントごとの参加者が公開されているのですが、東京エリアでのアクティブユーザー数はDine Tokyoの20倍程度の規模が存在しています。
単純計算でも売上20倍程度までは十分射程圏内にあります。
さらに、参加価格の見直しやマーケティングの改善でそれ以上に伸ばせる余地があるのではないかと思います。
この事業を買いませんか?
この事業の課題は開発や運営ではありません。マーケティングです。
広告予算を投下し、顧客獲得を加速し、安定した運営体制を作ることがセンターピンになります。
このサービス自体は一定のPMFを確認できており、適切な運営体制を持つ企業が引き継げばさらに成長できる余地があると考えています。
そのため、事業譲渡についても前向きに検討しています。
特に、
- 顧客獲得のためのマーケティング投資ができる会社
- 安全なイベント運営体制を持つ会社
- コミュニティビジネスを拡大したい会社
とは相性が良いと思います。
興味がある方はXでご連絡ください。
最後に
Dine Tokyoで試したかったのは、「AIを使って事業を運営できるか」は十分に成功したと思います。
売上は月10万円程度ですが、人間がほとんど介在せずにたった2-3ヶ月で実現できたこと自体に、大きな意味があると感じています。
これから数年で、1人が複数の事業を持つことは当たり前になるかもしれません。
Dine Tokyoは、その小さな実験の一つです。





