動画編集の世界を根本から変えそうなヤバいツールが出てきました。
「Palmier Pro(パルミエ・プロ)」というMac専用の動画編集エディタです。私も仕事や発信で動画編集をあるので、早速調べてみました!
まず突っ込みたいのは、名前が完全に「Premiere Pro」を意識しすぎていてちょっと笑ってしまったことです。
でも、中身はパクリどころか、全く新しいアプローチで作られていました。
これまでのAdobe Premiere Proとかと何が違うかっていうと、「AIに手伝ってもらう」んじゃなくて「最初からAIと一緒に編集する」ためにゼロから作られている点です。
例えば、これまでのPremiere Proだと、人間が画面を操作して、そこにAIの文字起こし機能や自動カット機能を追加で使う感じでしたよね。
でも、Palmier Proは、ClaudeなどのAIエージェントが直接タイムラインの構造を理解して、人間の代わりにクリップをトリミングしたり並び替えたりしてくれます。
さらに、Veo 3.1やKling V3といった動画生成AIがタイムラインに最初から組み込まれているので、別のサイトを開かなくても、その場でプロレベルのAI映像を作って編集に組み込めます。

Mac(Apple Silicon)専用に作られているので、動きもめちゃくちゃ軽い。
メリットは、なんと言ってもこの最高峰のAI連携機能と、高性能な文字起こしや素材検索がすべて「無料」で使えるコスパの良さ(AI生成はクレジット制ですが、エディタ自体やローカル処理は無料です)。

デメリットは、現状はMシリーズのMacでしか動かないことと、まだ出たばかりのツールなので、Premiere Proほどの細かいエフェクトや音響、プラグインの豊富さには敵わない点です。
ただ、講義動画であったりセミナーのアーカイブをちょっと編集したいような場面は数多いので、私の現状の仕事面から見ても、楽にしてくれるツールなんじゃないかと期待しています!
これを踏まえて、これから動画編集者はどう変わっていくのか。
これまでは「動画素材をいかに早く、綺麗にカットして繋ぐか」という作業スピードが編集者の価値でした。でもこれからは、その作業そのものをAIが数秒でやってくれるようになります。
つまり、動画編集者は「作業者」から、AIに指示を出す「ディレクター」や「映画監督」のような役割に変わっていきます。自分で手を動かしてテロップを入れる時間よりも、AIの作ったいくつかのパターンをチェックして採用を決める時間のほうが多くなるはずです。
じゃあ、そんな時代に動画編集者が生き残るために何を意識すればいいのか。
結論として、「AIを誰よりも使いこなすこと」と「人間にしかできない演出力やマーケティング視点を磨くこと」の2つしかありません。
「AIに仕事が奪われる」と怖がるのではなく、今回紹介したPalmier Proのような最新ツールを真っ先に触って、「どうすればAIを使って10倍のスピードで動画を作れるか」を考えていく。
これは動画編集に限らず、ライティングでも、デザインでも、言えることです。ITスキルを持っているだけで差別化できた時代は終わり、AI活用前提となっていきます。
そして、AIは指示された通りに綺麗に編集することは得意ですが、「今のトレンド的に、この1秒のタメが視聴者の心を掴む」とか「このビジネスを成功させるためには、こういうストーリー構成にするべきだ」といった、感情を動かす意図的な演出や、マーケティング戦略を組み立てることはできません。
今日たまたまお昼に、YouTubeの金盾保持者であるディレクターの方とお話ししていました。その方はAI動画マーケティングに非常に詳しく、色々とお話を伺う中で改めて感じたことがあります。
やはり、AIを使いこなして浮いた時間を「どう使うか」によって、チャンネルの伸びや成果、そしてその人自身に蓄積される信頼も大きく変わってくるということです。
単にAIが使えるようになって「時短ができた!」とか「効率化した!」といった側面だけに目を向けているような人は、今後は難しくなっていくのではないかと感じました。私も気をつけたい。
ツールの進化によって、動画編集の参入障壁は一気に下がります。これまでも動画編集において、AIを活用して効率化するノウハウはあったと思います。ただ、環境構築が少し面倒だったり難しかったりして、私自身も後回しにしてしまっている側面がありました。
今回のこのツールが使えるようであればかなり便利だろうなと思い、とりあえず調べて今こうやって記事を書いている次第です。
ただ動画を繋げるだけの編集者は淘汰され、AIを右腕にして「視聴者の心を動かす動画をプロデュースできる人」だけが、圧倒的に稼げる時代になっていくと思います。
動画制作の常識がひっくり返るかもしれないので、これからも要チェックです。私も検証していきます。





