AIの話になると乗れてなくて新興株買ってる人がすぐバブルだ もう終わりだ って雑に言ってくるんですよね。でも そういう雑な断言ってだいたい外すんですよね。自分も昔そういうのをドヤ顔で言って あとで静かに黙る側だったので気持ちは痛いほどよく分かる
今回は雰囲気で無理矢理過去のバブルに当てはめたりしないでハイパースケーラーの投資状況とフリーキャッシュフローを見たいと思う

今回見たのは Microsoft Amazon Alphabet Meta の4社の
CAPEX:
設備投資、データセンター サーバー GPUみたいなAIを動かす箱に突っ込むお金
FCF: フリーキャッシュフロー 営業で稼いだ現金から CAPEXを引いた後に残る現金 会社の体力ゲージ
要するに CAPEXはどれだけ突っ込んだか FCFはそれでもまだ息してるか
CAPEXはAI工場を建てるお金。
FCFは、その工場を建てた後にまだ手元に残る現金。
今は工場建設ラッシュは続いているけど、手元に残る現金はかなり削られている
結論
今のところ AI投資は止まっていないし2026年1Q の4社合計CAPEXは約1297億ドルまで増えている 一方で FCFは約210億ドルまで縮んでいる
早い話投資は増えてるのに 投資後に残る現金は細っててあまり儲かってない
図の流れはわりと素直でCAPEXは右肩上がりでFCFは伸び悩みで差分は拡大
2026年1Qの合計はこんな感じ
- 営業キャッシュフロー: 1507億ドル
- CAPEX: 1298億ドル
- FCF: 210億ドル
- FCFからさらにCAPEXを引いた差分: -1088億ドル
ここで大事なのは FCFがプラスなのと CAPEXを余裕で吸収できるのは別物ってことで今はまだ天下のハイパースケーラー様ですから余裕ぶっこいてるのだが余力はかなり削られている
で、即これを危険が危ないと判断してディフェンシブやショート寄りにすると失敗するのは
AI相場は結局電力のようなインフラ投資で資金回収より先に設備で進む
データセンター 電力 半導体 ネットワーク等地味なものほどお金がかかるだから本当に見るべきなのは AIがすごいかより どれだけ現金を燃やしてるかでまだ終わりではない 理由は簡単で主要プレイヤーの売上成長はまだ強いし クラウド需要も即死してない
本当に嫌なのは CAPEXそのものじゃなくて CAPEXを正当化してた前提が崩れることで見るポイントはこのへん
- CAPEX / OCF が 90% 超で高止まり
- FCF が2四半期以上しっかり悪化
- クラウド成長率が20%割れ
- ガイダンス引き下げ
- 借入やリースへの依存増加
1個ならノイズなんだけど2〜3個そろうとまずい状況。いつが最初の答え合わせかで自分の見立てでは 最初の答え合わせは 2027年Q1〜Q2頃と思ってて
CAPEXがまだ増えてるか?FCFが戻るか?それとも投資だけ増えて収益化が追いついてないかここでFCFが戻らず CAPEXだけ積み上がるなら ようやくこの投資 さすがにヤバいなという話になる
今のところは まだ途中経過段階で
AI投資はもう終わったではなくて
**(他に乗り遅れないように)
AI投資はまだ続いているけど本当に儲かるのかな?となってる状況**

おまけでリスクスコアつくってみたが確認すると2026年1Qはだいぶ赤い CAPEXがOCFの8割超 しかもFCFは薄い インフラ投資だからCAPEXが重いのは当然やけど FCFが薄いまま続くと資金調達の圧は上がる 売上はまだ伸びてても、未来を買ってるつもりが消耗戦だったと気づいた瞬間に空気が変わる
自分もこのバブルに乗ってる側なので簡単にバブル崩壊とは言いたくないが乗ってるからこそ分かるのは今のAI投資はかなり重いということでまだ先に崩れるのは株価よりも企業成長からという事でしばらく踊り続けてハイパースケーラー様の健康状態を伺うみたいな流れになるのかなっと
本記事は、公開情報および財務データをもとにした個人的な分析であり、特定の銘柄や資産に対する投資助言を目的としたものではありません。記載内容には推測を含み、将来の業績、株価、投資環境を保証するものではありません。実際の投資判断は、読者ご自身の責任において行ってください





