最近、時間がどんどん空いてきました。
前は一日パソコンに張りついてやっていた作業が、気づけば手元から消えている。
理由は、はっきりしています。
Claude Codeに、仕事を任せられるようになったからです。
ここで勘違いされやすいんですが、何か一つ「魔法の機能」があるわけじゃありません。
Claude Codeには、びっくりするほどたくさんの機能があります。
その一つひとつを、自分の仕事のどこに使えるかを覚えて、地道に当てはめてきた。
その積み重ねで、気づいたら作業が丸ごと手を離れていた。それだけです。
だからこれは、才能の話でも、プログラミングの話でもありません。
「どの機能を、どこで使うか」を知っているかどうか。ただ、それだけです。
この記事では、僕が実際に使っている活用法を、50個そのまま公開します。
全部を一度に覚える必要はありません。探しやすいように、仕事の種類ごとにまとめました。
メニュー表として眺めて、自分の仕事に近いところから、週に1つずつ試してください。
各項目は「どういう機能か」「僕がどう使っているか」「コピペで試せる指示例」をセットで載せます。
長くなるから、後で見返したい人は保存推奨。
■ 土台:AIを迷わせない設定(7個)
まずは土台。ここは、この後の43個ぜんぶの効きを左右する設定です。
外注さんに仕事を頼むとき、会社の説明もせずに「いい感じにやって」と投げる人はいませんよね。
ここを飛ばして高度な機能に手を出した人から、AIに振り回されます。
- CLAUDE.md(プロジェクトの記憶ファイル)に事業の前提を書く
CLAUDE.mdは、作業フォルダに置いておくただのメモファイルです。ただし特別なのは、Claude Codeが起動するたびに必ず最初に読むこと。ここに書いた内容は、すべての作業の「前提」として効き続けます。
書くべきは、自分の事業の説明・文体・読者像・禁止ワード・ファイルの保存先ルール。僕のCLAUDE.mdには「一人称は僕」「この表現は使わない」「成果物はこのフォルダに保存」まで書いてあります。
だから僕が「台本作って」と5文字レベルの雑な指示を出しても、僕の口調で、僕の読者に向けた台本が出てくる。毎回長い説明をしているうちは、外注さんに毎回「初めまして」から自己紹介させているのと同じです。
指示例:「僕の事業内容・文体・読者像・禁止ワードを聞き取って、CLAUDE.mdにまとめて」
効果:指示がどんどん短くなるのに、出力はどんどん濃くなる。書くのに5分。効くのはこの先ずっと。一番利回りのいい5分です。
- Plan mode(計画モード)で「計画→承認→実行」に分ける
Plan modeは、実行の前に「計画だけ」を出させるモードです。どのファイルを、どの順番で、どう触るのか。動く前に全部見せてきて、こちらが承認するまで手を出しません。
使いどころは、ファイルの整理・大量の変更・初めて任せる種類の作業。つまり「怖い作業」ほど、これを挟みます。
計画なしで「全部整理して」と丸投げすると、AIなりの判断で一気に動きます。計画を先に見れば、「あ、3番の移動だけやめて」と実行前に止められる。この一手間が、事故と信頼の分かれ目です。
指示例:「まず計画だけ見せて。僕が承認するまで実行しないで」
効果:「AIが勝手に何かやった」が、構造的に起きなくなります。
- .claude/rules/ でルールを場面別に出し分ける
これはCLAUDE.mdの「分冊」です。ルールをファイルごとに分けておくと、関係する作業のときだけ、そのルールが読み込まれます。
なぜ分けるのか。CLAUDE.mdに何でも書き足していくと、ファイルが太って、肝心の指示が大量のルールに埋もれるからです。AIは情報が多いほど賢くなるわけじゃありません。関係ない情報は、ただのノイズです。
僕は発信用の口調ルールと、経理用の保存ルールを別ファイルにしています。台本を書いているとき、経理のルールは読み込まれない。だから精度が落ちない。
指示例:「CLAUDE.mdが太ってきたから、発信用・経理用・整理用のルールファイルに分割して」
効果:ルールが増えるほど賢くなる状態を作れます。普通は逆で、ルールが増えるほど混乱していく。ここで差がつきます。
- Hooks(実行前の関所)で危険な操作をブロックする
Hooksは、特定の操作の直前・直後に自動で発動する「関所」です。たとえば削除系のコマンドが実行されそうになったら、問答無用で止める。そういう設定ができます。
ここで大事な違いを言います。CLAUDE.mdに「大事なファイルは消さないで」と書くのは、お願いです。AIは守ろうとしますが、100%の保証はない。Hooksは、物理的に止まる仕組みです。
絶対に守らせたいことを、文章のお願いで済ませない。仕組みで守る。ここはAIとの付き合い方の根っこです。
指示例:「削除系のコマンドは、実行前に必ず止まるHooksを設定して」
効果:事故の心配を「注意力」ではなく「仕組み」で消してから、安心して任せられます。
- チェックポイント(保存地点)で1つ前に巻き戻す
Claude Codeは、ファイルを変更する前に自動でスナップショットを取っています。ゲームのセーブポイントと同じで、「さっきの状態」にいつでも戻せる。
使いどころは、「直させたけど、前の方が良かった」の全場面です。記事の修正、フォルダの整理、設定の変更。やり直しがきくと分かった瞬間、任せ方が大胆になります。
僕がファイル操作をAIに渡せるようになったのは、正直この機能を知ってからです。失敗が「事故」から「試行」に変わる。
指示例:「さっきの編集、チェックポイントから巻き戻して」
効果:「怖くて任せられない」の一番の原因が消えます。
- /clear で文脈をリセットする
/clearは、会話の履歴を空にして新しいスタートを切るコマンドです。CLAUDE.mdやルールファイルは消えません。消えるのは「さっきまでの会話」だけ。
使いどころは、別の作業に移るとき。台本づくりの長い会話のまま経理の作業を頼むと、前の話に引っ張られて、回答が微妙にズレていきます。
「最近なんか回答の精度が落ちてきたな」と感じるとき、原因の8割はAIの能力じゃなくて、会話に関係ない文脈が溜まっていることです。
指示例:「この作業は終わり。/clear で一度リセットして、次の作業に移るね」
効果:こまめに切るだけで、回答がまた的確に戻ります。タダでできる精度改善です。
- 「@ファイル名」で読ませる範囲を絞る
ファイル名の前に@をつけると、そのファイルだけをピンポイントで読ませられます。
使いどころは、「これだけ見て判断してほしい」とき。フォルダごと渡すと、関係ないファイルまで読んで、判断にノイズが混ざります。逆に口頭で内容を説明するのは、時間のムダ。
僕がよくやるのは「@先週の台本.md と同じ構成で、今週のテーマで書いて」。見本を1個だけ見せる、という使い方が一番強いです。
指示例:「@先週の台本.md だけ見て、同じ構成で今週のテーマの台本を書いて」
効果:指示が短くなって、精度が一段上がる。「見せる範囲を絞る」は、それ自体が指示です。
ここまでが土台の7個。
「勝手にファイルを消されそうで怖い」——わかります。僕も最初はそうでした。
でも、2番で計画を先に見て、4番で危険な操作を物理的に止めて、5番でいつでも巻き戻せる。この3つを設定した時点で、事故の起きようがなくなります。
根性で慎重になるんじゃなくて、事故れない環境を先に作る。逃げ道があると分かれば、人は任せられます。
■ SNS事業部:発信を量産する(12個)
ここが僕の主戦場です。発信者にとって、一番リターンがでかい部署。
そして、外注費が一番かかっていた部署でもあります。
- 伸びている投稿をリサーチして「型」を抽出させる
伸びている投稿を10本ほど渡すと、共通する構成——冒頭の掴み方、展開の順番、締めの形——を言語化してくれます。
人間が目で見ると「なんかこの人の投稿、良いんだよな」で終わります。それは分析じゃなくて、ただの感想です。感想は再現できません。型は再現できます。
僕も昔は「これバズりそう」という感覚でテーマを選んで、全然伸びない時期が長くありました。今は伸びた投稿から型を抽出して、そこに自分のテーマを流し込む順番に変えています。
指示例:「この10本の投稿を読んで、共通する構成の型を抽出して。冒頭・展開・締めに分けて」
効果:バズが「祈るもの」から「分析するもの」に変わります。
- 抽出した型×自分のテーマで下書きを10案出す
8番で抽出した型に、自分のテーマを流し込んで10案出させます。ポイントは、必ず「冒頭は全部変えて」と添えること。同じ型でも冒頭が似ていると、10案ぜんぶ同じに見えて選べません。
10案から「これとこれの良いとこ取り」で1本に仕上げる。ゼロから1案をうんうん唸って書くより、10案から選んで混ぜる方が、速いうえに質も安定します。
ここで前提になるのが土台の1番です。文体ルールが入っていれば、10案ぜんぶが最初から自分の口調で出てきます。
指示例:「さっきの型で、僕のテーマの投稿案を10個。冒頭の入り方は全部変えて」
効果:発信が「書く作業」から「選ぶ作業」に変わります。この差は、毎日続けるほど効いてきます。
- 長文記事を「題名→構成→執筆」まで一気通貫で
題名を渡す→構成案が出る→構成にOKを出す→執筆→推敲。この流れを一気に回せます。
コツは、構成案の段階で必ず一度止めることです。構成がズレたまま書かせると、数千字まるごと書き直しになる。構成の修正は1分、本文の書き直しは1時間。直すなら上流で直す。
実はこの記事自体も、その体制で書いています。題名を決めて、構成を直させて、執筆させて、僕が最終判断する。
指示例:「この題名でX記事を書きたい。まず構成案だけ見せて。OKを出したら執筆に入って」
効果:長文記事が「重い制作物」から「回せる日課」になります。
- 1本のコンテンツを多媒体に転用する
X記事を1本書いたら、それをメルマガ・LINE・ブログに転用させます。媒体ごとに読者も口調も適切な長さも違うので、「媒体ごとの口調ルールに合わせて」と指定するのが肝です。
発信で消耗する人の共通点は、媒体ごとにゼロから作っていることです。素材は1個でいい。形を変えるのはAIの仕事です。
僕は面談やセミナーで話した内容まで発信に転用しています。一度生まれた素材を、何回使い回せるか。発信の効率は、ほぼここで決まります。
指示例:「このX記事を、メルマガとLINE配信文に転用して。それぞれの媒体の口調ルールに合わせて」
効果:発信量が3倍になるのに、作業は1本分のまま。
- 公開前チェックをAIに検品させる
投稿する前に、チェックリストを渡して検品させます。誤字、数字の間違い、リンク切れ、言い過ぎ表現、使わないと決めている言葉。
人間は、自分の文章のミスを見つけられない生き物です。書いた本人の目は「書いたつもりの文章」を読んでしまう。
僕は、過去に指摘された表現や自分のNGワードをリスト化して、毎回それで検品させています。そして新しくやらかしたら、リストに追記する。検品AIが、使うほど育っていくわけです。
指示例:「公開前チェックリストに沿って、この投稿を検品して。引っかかった箇所は理由つきで」
効果:「出したあとに気づく」がなくなります。信頼は、ミスを出さないことでしか積み上がりません。
- リール・動画の台本を作らせる
構成メモと「過去に伸びた台本」を渡して、60秒リールの台本を書かせます。
大事なのは、伸びた台本を必ず見本として渡すことです。何も渡さずに書かせると、"それっぽいだけ"の台本が出てきます。AIの出力の質は、渡す見本の質で決まる。
僕の実測で、台本作成は3時間→30分になりました。以前はリール台本だけで外注に月3万円払っていた作業です。
指示例:「この構成メモから60秒リールの台本を。@伸びた台本.md の型に沿って」
効果:ここだけで外注1人分。しかも自分の型だから、質がブレません。
- スライドの構成案と画像生成プロンプトまで作らせる
セミナーや講座の内容を渡すと、スライドの構成案と、1枚ごとの画像生成プロンプトまで出せます。
スライドづくりの本当の手間は、デザインそのものより「何をどの順で、どう見せるか」を考えることと、外注さんに依頼文を書くことです。その両方が消えます。
僕はスライドを外注していた時期がありますが、今は構成も画像指示もAIに出させて、生成された画像を差し込むだけです。
指示例:「このセミナー内容でスライド構成案を。各スライドの画像生成プロンプトもセットで出して」
効果:デザイン費と、依頼のやりとりに溶けていた時間が、両方消えます。
- サムネの文言を切り口を変えて複数出させる
動画やバナーのサムネ文言を、「数字強調」「問いかけ」「損失回避」など、切り口を変えて5パターン出させます。
サムネで手が止まる原因は、1案しか思いつかないからです。1案だと「これでいいのかな」と不安なまま出すことになる。5案あれば、比べて選べる。
選んだ結果を「今回は問いかけ型を採用した」とメモさせておくと、自分の勝ちパターンのデータが溜まっていきます。
指示例:「この動画のサムネ文言を、切り口を変えて5パターン。数字強調・問いかけ・損失回避を混ぜて」
効果:悩む時間が消えて、選ぶ精度が上がります。
- コメント・DM返信の下書きを自分の文体で
届いたDMやコメントを貼って、自分の文体ナレッジに沿った返信案を3つ出させます。
3案がポイントです。1案だと「採用か、書き直しか」の二択になりますが、3案あると「1案目の前半と3案目の締めをくっつける」という編集ができる。この方が圧倒的に速い。
返信は、質より「溜めないこと」が信頼になります。書き出しで手が止まる時間をゼロにするのがこの使い方です。
指示例:「このDMに、僕の文体ナレッジに沿って返信案を3つ。丁寧め・普通・短めで」
効果:返信が溜まらなくなる。フォロワーとの距離は、返信の速さで縮まります。
- 日々の気づきを「ネタバンク」に蓄積させる
発信で一番きついのは、書くことじゃありません。「今日、何を書こう」と考えることです。
だから僕は、日々の気づき・受講生からの質問・伸びていた他人の投稿を、その場でAIに渡して1つのファイルに蓄積させています。このネタバンクが、僕はもう100件を超えました。
ポイントは「切り口も添えて」と頼むこと。素材だけじゃなく「これはビフォーアフター型で書ける」「これは失敗談型」とタグがついた状態で溜まっていきます。
指示例:「今日の気づきをネタバンクに追記して。どの型で発信に使えるか、切り口も添えて」
効果:ネタ切れが構造的に消えます。発信は、才能より在庫です。
- 引用リポスト用の動画を探して切り抜かせる
Xでは、動画つきの引用リポストが伸びます。でも「合う動画を探して、全部見て、どこを切り抜くか決める」で半日消えるのが現実です。
Claude Codeなら、記事を渡すと関連動画を探して、字幕から見どころを特定して、「この動画の1:05〜2:10が使える」と秒単位で提案し、切り抜きまでやってくれます。
僕はこれを、自分の記事を拡散させる引用リポストづくりに使っています。動画選び・視聴・カットという一番時間の溶ける工程が、丸ごと手を離れました。
指示例:「この記事に合う引用用の動画を探して。見どころを秒で指定して、切り抜きまでやって」
効果:拡散の一手が、頼み事1つになります。
- 自分の口調ナレッジを作って文体を固定する
過去の自分の投稿をまとめて渡し、口調の特徴——語尾、一人称、よく使う言い回し、使わない表現——を抽出させて、1枚のルールにします。
これはSNS事業部の「心臓」です。9番の下書きも、11番の転用も、16番の返信も、この口調ナレッジがあるから全部「自分の文章」で出てくる。
ここをサボると、AIの文章は一生「それっぽい他人の文章」のままで、毎回の手直しが消えません。一度作れば、以後のすべての出力に効きます。
指示例:「僕の過去投稿30本から、口調の特徴を抽出して文体ルールにまとめて。語尾・言い回し・禁止表現に分けて」
効果:AIの文章が「自分の文章」になる。発信をAIに任せる話は、ぜんぶここから始まります。
■ 商品事業部:顧客対応を渡す(8個)
講座や個別相談みたいに「お客さんがいる」人向けの部署です。
対応の質は落とさず、対応の"下ごしらえ"を全部AIに渡します。
- 面談録画を「文字起こし→議事録」まで自動処理
面談やコンサルの録画を渡すと、文字起こしから議事録までを一気に処理してくれます。議事録は「決定事項」と「次のアクション」を分けさせるのがコツです。
面談の後処理って、やる気が一番残っていない時間にやる作業なんですよね。だから後回しになり、記憶が薄れ、質が下がる。
僕は面談が終わったら「さっきの面談、処理して」と一言頼むだけです。議事録どころか、相手にそのまま送れる共有文まで出てきます。
指示例:「この面談録画を文字起こしして、議事録に。決定事項と次のアクションを分けて、相手に送れる共有文も」
効果:面談の後処理が、会話1つで終わります。しかも面談直後だから、内容が一番濃い状態で残る。
- 議事録から「相手のタスク」だけ抽出して共有文に
議事録から、お客さん側がやることだけを抜き出して、番号つきの共有文にさせます。
人は打ち合わせのあと、自分のタスクすら半分忘れます。相手のタスクを整理して「次回までにこの3つをお願いします」と送るだけで、相手の行動が進み、次の面談の質が上がる。
そしてこれをやる人は、それだけで「丁寧で仕事ができる人」として記憶されます。かかる手間は、頼み事1つなのに。
指示例:「この議事録から、お客さんがやることだけ抜き出して、そのまま送れる共有文にして」
効果:フォローの質が上がるのに、フォローの手間は減ります。
- よくある質問をQA集に蓄積して、一次回答させる
お客さんから質問が来るたびに、質問と自分の回答をQA集に追記させていきます。そして新しい質問が来たら、QA集を踏まえた回答案を出させる。
僕のQA集は300問を超えました。ここまで来ると、新しい質問の9割は過去の類題です。ゼロから考える回答は、ほとんど残っていません。
しかもこのQA集、溜まるほど別の価値が出ます。FAQページの種になり、教材の種になり、26番の分析素材になる。
指示例:「この質問と僕の回答をQA集に追記して。次から似た質問が来たら、QA集を踏まえて回答案を出して」
効果:対応が軽くなり続ける。頑張って回答した過去の自分が、今日の自分を助けてくれる仕組みです。
- 顧客カルテを自動で更新させる
お客さんごとに1枚のカルテ(これまでの経緯・現状・宿題・注意点)を作り、面談のたびに追記させます。
顧客記録が続かない理由は、シンプルに「管理表を開くのが面倒」だからです。会話のついでに「カルテに追記しといて」で済むなら、続きます。
効くのは次の面談の直前です。カルテを1分読み返すだけで、前回の文脈が完全に戻る。「えっと、前回どこまで話しましたっけ」が消えます。
指示例:「今日の面談内容を、この人のカルテに追記して。前回からの変化がわかるように」
効果:顧客対応が「記憶頼み」から「記録ベース」になります。お客さんが増えても質が落ちません。
- 受講生チャットの返信案を、蓄積した返信ナレッジで
受講生やお客さんからのメッセージに、返信案を作らせます。16番のDM返信と同じですが、こちらは一歩進めて、自分が直した差分を蓄積させるのがポイントです。
AIの返信案を自分が手直しして送ったら、その修正前後を「返信ナレッジ」に記録させる。「僕はこういう時、労いを先に入れる」「絵文字はここまで」という癖が言語化されて溜まっていきます。
すると返信案が、使うほど自分に寄ってくる。1ヶ月後には、ほぼ直しゼロで送れるようになります。
指示例:「この返信、僕が直した箇所と理由を返信ナレッジに追記して。次から反映して」
効果:対応の質が、誰に対しても・いつでもブレなくなります。
- 講座・教材の台本を作らせる
教材動画のテーマを渡して、構成案→台本まで作らせます。ここで効くのが、22番のQA集を一緒に渡すことです。
教材が「わかりにくい」と言われる原因は、作り手が「教えたいこと」を並べるからです。QA集には「受講生が実際につまずいた場所」が入っている。そこから逆算した台本は、届き方が違います。
構成案の段階で一度止めるのは、10番の記事と同じ鉄則です。
指示例:「このテーマで受講生向けの動画台本を。QA集を読んで、実際につまずいている所を重点的に」
効果:教材づくりの初速が変わり、しかも「本当に求められている教材」になります。
- 顧客の質問傾向を分析して、次の一手を決める
溜まったQA集を分析させて、「多い悩みトップ5」と「次に作るべきコンテンツ」を提案させます。
商品開発を勘でやると外します。でも、お客さんが実際に発した質問の集計は、市場調査そのものです。既に手元にあるのに、ほとんどの人は集計せずに捨てています。
僕はこれで「次の教材」「次のセミナーテーマ」を決めています。よく聞かれることを商品にするだけなので、外しようがない。
指示例:「QA集を分析して、多い悩みトップ5と、次に作るべき教材・企画を提案して」
効果:お客さんの声が、そのまま商品企画になります。
- 配布物フォルダを健診・整理させる
お客さんに渡す資料のフォルダを定期的に点検させます。抜けているもの、重複しているもの、古いバージョンが残っているもの、を一覧で出させる。
一番信頼を削るのは、お客さんに古いファイルを渡してしまうことです。そして配布物は、増えるほど手作業での管理が破綻します。
18番の鉄則と同じで、整理の実行前には必ず一覧で確認。消す・差し替えるの判断だけ、人間がやります。
指示例:「配布用フォルダを点検して、抜け・重複・バージョン違いを一覧にして。整理案も添えて」
効果:渡す前の目視確認という、地味に重い作業が消えます。
■ 経理部:事務を消す(7個)
一番後回しにされて、一番きらわれる部署。だからこそ、任せたときの解放感が一番大きい部署です。
- 請求書・領収書のPDFを会話1つで発行
宛先と金額を伝えるだけで、整った請求書PDFを発行させます。一度ひな形を作れば、通し番号の採番も、年ごとのフォルダへの保存も自動です。
請求書づくりは、1枚あたりは10分の作業です。でも「テンプレを開いて、前回の番号を確認して、日付を直して、PDFにして、保存して」という細切れの手順が、毎月確実に発生する。この種の作業が一番、気力を削ります。
僕は毎月これです。「◯◯さん宛に11万円の請求書」と言うだけ。
指示例:「◯◯さん宛に11万円の請求書PDFを発行して。番号は連番で、いつものフォルダに保存」
効果:経理作業が「会話1つ」で終わります。月末の腰の重さが消える。
- 受け取った証憑を内容別に自動分類
領収書やレシートの画像・PDFを溜めたフォルダを渡すと、中身を読んで経費の種類別に分類してくれます。ファイル名も「日付_店名_金額」に統一させると、後から探すのが一瞬になります。
証憑整理を年イチでまとめてやると、地獄です。1年分の「これ何の領収書だっけ」と戦うことになる。
都度なら、フォルダに放り込んで一言頼むだけ。同じ作業量でも、痛みがまったく違います。
指示例:「このフォルダの領収書を経費の種類別に分類して。ファイル名は日付_店名_金額に統一して」
効果:確定申告前の地獄が、日々の一言に分解されます。
- 売上ログをスプレッドシートに口頭で追記
売上が発生したら、その場で「売上ログに追記して」と伝えるだけで、スプレッドシートに記録させます。
記録系の作業が続かない原因は、記録そのものじゃなくて「管理表を開く」という最初の一歩です。開けば30秒なのに、開くのが面倒で溜める。溜まると、もっと開きたくなくなる。
口頭で済むなら、この悪循環が最初から起きません。
指示例:「売上ログのスプシに追記して。今日、◯◯さんから11万円、講座の分」
効果:記録が「続けるもの」から「勝手に溜まるもの」になります。
- 月次の数字を集計させる
月末に、今月の売上・経費を集計させて、先月との比較まで出させます。30番の売上ログと29番の証憑が溜まっていれば、材料は既に揃っています。
個人事業主の数字管理って、「見なきゃいけないのは分かってるけど、集計が面倒だから見ない」になりがちです。そして数字を見ていない月ほど、ムダな出費が増える。
集計が頼み事1つになると、数字を見る習慣のハードルが消えます。
指示例:「今月の売上と経費を集計して、先月と比較して。気になる変化があれば指摘して」
効果:どんぶり勘定が終わります。経営判断が数字ベースになる。
- 契約書の要点を抜き出させる
受け取った契約書を読ませて、注意すべき条項——解約条件、支払い条件、責任の範囲、自動更新——だけを抜き出させます。
契約書を全文ちゃんと読める人は少数派です。読まずにサインするか、読むのに1時間かけるかの二択になっている。その中間、「要点だけ5分で把握して、引っかかる所だけ精読する」が作れます。
もちろん、最終判断は自分か専門家で。AIの役割は「読むべき場所を教えること」です。
指示例:「この契約書を読んで、僕に不利になりうる条項と、確認すべき点だけ抜き出して」
効果:「読まずにサイン」という一番怖い状態から抜け出せます。
- 確定申告用の資料を仕分けさせる
1年分の経費を勘定科目ごとに仕分けさせて、一覧表にします。29番・30番を続けていれば、この作業はほぼ「確認するだけ」になります。
申告作業が重いのは、計算が難しいからじゃありません。「どこから手をつけるか分からない状態」が重いんです。
仕分け済みの一覧が先にあれば、残るのは提出だけ。税理士さんに渡すにしても、この状態で渡せば話が速い。
指示例:「今年の経費を勘定科目ごとに仕分けして一覧に。判断に迷うものは別枠で出して」
効果:申告前の「どこから手をつけるか」が消えます。2月の憂鬱が半分になる。
- 金額・記載のミスをチェックさせる
請求書や見積もりを送る前に、金額・振込先・宛名・日付に間違いがないか確認させます。
お金まわりのミスは、1回で信頼が消えます。金額を1桁間違えた請求書は、どれだけ仕事が良くても記憶に残り続ける。
28番で発行を自動化していても、この確認だけは別のステップとして挟みます。作る係と確かめる係を分ける。これは後で出てくる45番と同じ思想です。
指示例:「この請求書の金額・振込先・宛名を、元の契約内容と突き合わせて確認して」
効果:お金まわりの事故を、送る前に止められます。
■ 経営企画部:仕組みで回す(9個)
毎朝・毎週の「同じ作業」を、資産に変える部署です。
ここから先は、作業を渡すというより、渡し方そのものを仕組みにするゾーンに入ります。
- 朝イチに「今日の司令書」を出させる
タスク表を読ませて、今日やるべきことを優先順位つきで出させます。締め切りが近いもの、止まっているもの、今日やらないとまずいものを整理した「司令書」です。
朝の一番頭が動く時間を、「今日何やるんだっけ」の整理に使うのはもったいない。整理はAIに任せて、人間は1個目の実行から始める。
前提として、タスクを1つのファイルに集めておくこと。あちこちにメモが散っていると、AIも人間も判断できません。
指示例:「タスク表を読んで、今日の司令書を作って。優先順位と、後回しでいい理由もつけて」
効果:朝の立ち上がりが変わります。迷いゼロで1日が始まる。
- 週次レポートをコマンド1行で自動集計
1週間の数字集め・先週との比較・考察の下書きまでを、コマンド1行で出るようにします。僕は毎週月曜、「/週報」と打つだけです。
振り返りが続かないのは、意味がないからじゃなくて、数字を集める作業が面倒だからです。集める工程をゼロにすれば、振り返りは「読むだけ」になる。
読んで、来週の一手を決める。人間の仕事はそこだけでいい。
指示例:「毎週の振り返りを自動化したい。各媒体の数字集め→先週比→考察の下書きまでを、1コマンドにして」
効果:週次の振り返りが「気合いのいる作業」から「月曜の3分」になります。
- KPI集計をワンコマンド化する
フォロワー数、リスト数、売上。追いかける数字を決めて、集計と表の更新を1コマンドにします。36番の週報と分けているのは、KPIは「推移」を見るものだからです。
大事なのは、数字を眺めることじゃなく「先週から何が変わったか」に気づくことです。表が自動で更新されていれば、変化だけに目がいく。
数字が伸びていない週ほど、この仕組みに助けられます。感覚だと「なんとなくダメ」で終わる所が、「リストは増えてる、成約が落ちてる」と切り分けられる。
指示例:「フォロワー・リスト・売上の推移表を作って、更新を1コマンドで回せるようにして」
効果:事業の健康診断が、いつでも最新の状態で手元にあります。
- 繰り返す手順をSkills(手順書)に登録する
Skillsは、Claude Codeに渡しておく「手順書」です。一度やった一連の作業を、「今やったこれ、スキルにして」と言うだけで手順書化して、次からは名前を呼ぶだけで同じ品質で実行されます。
僕のルールはシンプルで、2回やった作業は、3回目までに仕組みにする。この積み重ねで、僕のスキルは100個を超えました。
毎回チャットに長い指示を打つのは、毎回ゼロから外注さんに研修しているのと同じです。研修は一度でいい。
指示例:「今やった一連の手順を、スキルとして登録して。次から『◯◯して』の一言で回せるように」
効果:作業が「こなすもの」から「資産」に変わります。この記事で一番大事な項目を1つ選ぶなら、これです。
- よく使う長い指示をカスタムコマンドにする
Skillsが「手順書ごと登録」だとすると、カスタムコマンドは「長い指示文の短縮ダイヤル」です。毎回打っていた10行の指示を、1行のコマンド名で呼び出せるようにします。
仕組み化の入口としては、こっちの方が簡単です。まず自分がよく打っている指示を思い出して、そのままコマンドにする。5分でできます。
コマンドにした指示は、打ち間違いも指示漏れもなくなるので、出力も安定します。
指示例:「この毎週打っている長い指示を、1行で呼べるカスタムコマンドにして」
効果:入力時間が10分の1に。そして「あの指示、なんて書いてたっけ」が消えます。
- 定時実行で「起きる前に終わってる」を作る
決まった時間に、決まった作業を自動で走らせます。僕の場合は、毎朝のリサーチ。朝起きた時には、もう結果がまとまっています。
ここまでの仕組み化と決定的に違うのは、自分が指示すら出していないことです。頼むのではなく、予約しておく。
向いているのは、毎日・毎週決まってやるリサーチ、集計、チェック系の作業。人間がやると「今日はいいか」とサボる作業ほど、向いています。
指示例:「毎朝7時にこのリサーチを自動で回して、結果をまとめておいて」
効果:作業が「やるもの」から「届くもの」になります。
- 数字の異常だけ知らせるアラートを組む
毎日見張る代わりに、「普段と大きくズレた時だけ知らせて」という監視を仕込みます。
数字の監視は、99%の日は「異常なし」を確認するだけの作業です。その99%のために毎日時間を使うのは、割に合いません。
正常な日は何も来ない。何か来た日だけ、見る。この設計にすると、監視の負担がゼロになるのに、異常への反応は速くなります。
指示例:「この数字が普段の水準から大きくズレた時だけ、理由の推測つきで知らせて」
効果:見張り番の仕事から解放されます。
- 増えたスキルの「名鑑」を自動生成させる
38番でスキルを増やしていくと、次の問題が起きます。「作ったのに、あることを忘れる」。
だから僕は、登録済みのスキルを全部リスト化した「名鑑」を自動生成させています。名前・何をするか・いつ使うかの索引が1枚あるだけで、100個を超えた今も迷子になりません。
仕組みは、作ることより「思い出せること」の方が大事です。使われない仕組みは、無いのと同じなので。
指示例:「登録済みのスキルを全部リスト化して、用途別の索引を作って。新しく増えたら自動で追記して」
効果:仕組みが増えるほど便利になる状態を、最後まで保てます。
- ファイル整理は「候補の一覧」までで止めさせる
不要ファイルの整理を任せるときは、「消さずに、候補の一覧まで」と必ず区切ります。AIが「たぶん不要」と判断したものを、人間が見て、承認してから消す。
AIの判断は9割正しい。でもファイル削除は、残り1割の間違いが致命傷になる操作です。だから最後の1タップだけは、人間の仕事として残す。
逆に言えば、この1タップを残す設計にしておけば、判断以外の全部——探す・比べる・分類する——は安心して任せられます。
指示例:「消さずに、不要そうなファイルの候補だけ一覧にして。それぞれ不要と判断した理由も」
効果:「任せる範囲」と「自分が握る範囲」の線引きが身につきます。これが上級ゾーンへの入場券です。
■ 上級:エージェントを「経営」する(7個)
最後は、AIを1人じゃなく「チーム」で動かすゾーンです。
ここまで来ると、自分がプレイヤーというより、経営者になった感覚に近くなります。
- サブエージェントで複数案を並列検証
サブエージェントは、メインの会話とは別に働く「子分のAI」です。案を3つ立てて、3人の子分に同時に検証させる、ということができます。
普通、比較検討は「1案ずつ順番に」しかできません。並列なら、3案が同時に進んで、結果だけが揃って返ってくる。
僕が初めてこれを見た時の衝撃は忘れられません。自分は次の作業をしている間に、裏で3人が調べ物をしている。1人の体で、何人分も回せる。
指示例:「この企画の切り口を3案立てて、それぞれ別のエージェントで同時に検証して。最後に比較表で」
効果:「検討に時間がかかるから1案で妥協する」がなくなります。
- 作るAIと検品するAIを分ける
制作担当のAIとは別に、チェック専門のAIを立てて、成果物を検品させます。
自分で作ったものを自分で採点すると甘くなる。これは人間もAIも同じです。作った本人(同じ会話の中のAI)に「ミスない?」と聞いても、「大丈夫です」と返ってきがちです。
別の目を入れると、精度が明確に変わります。僕は公開するもの・お客さんに出すものは、必ずこの二人体制にしています。
指示例:「この成果物を、制作とは別のエージェントに厳しめに検品させて。指摘を一覧で」
効果:自己採点の甘さが消えます。品質管理が、体制で担保される。
- Worktree(作業場の分離)で並列作業を衝突させない
複数のAIを同時に走らせると、新しい問題が起きます。同じファイルを2人が同時に触って、お互いの変更を壊すんです。
Worktreeは、作業フォルダの「分身」を作って、それぞれのAIに別の作業場を与える仕組みです。各自が自分の作業場で完結し、良かったものだけを採用する。
44番・45番で並列に走らせ始めたら、セットで覚えておく機能です。人数が増えたら、席を分ける。会社と同じですね。
指示例:「この2つの作業、それぞれ別の作業コピーで進めて。混ざらないようにして」
効果:並列作業の「上書き事故」が構造的に消えます。
- MCP(外部ツールとの接続規格)でNotionやスプシと繋ぐ
MCPは、Claude Codeを外部のサービス——Notion、スプレッドシート、カレンダーなど——と直接つなぐ共通規格です。
これが無いと、AIの成果物を人間がコピペで各ツールに運ぶことになります。あの地味な運搬作業、積み重なると相当な時間です。
僕の場合、面談の後処理が終わると、議事録はNotionの顧客カルテへ、面談回数はスプシへ、自動で入ります。「AIの作業範囲」が、パソコンの中から、使っているサービス全部に広がる感覚です。
指示例:「Notionとスプシを繋いで、この面談記録をカルテと管理表に流し込んで」
効果:「コピペで運ぶ」という仕事が、この世から消えます。
- 多段の業務フローを1本のワークフローにまとめる
「録画を取ってくる→文字起こし→議事録→カルテに追記→ファイルを格納」。こういう多段の流れを、1本のワークフローとして登録します。
個別の作業を仕組み化しても、作業と作業の「つなぎ」が手動だと、結局そこで止まります。フロー全体を1本にして、初めて「丸ごと任せた」と言えます。
僕の面談後処理はこれです。面談が終わったら「さっきの面談、処理して」。この一言の裏で、5工程が順番に走っています。
指示例:「録画の取得から議事録、カルテ追記、格納までを、1つの流れとして登録して」
効果:業務が「工程の集まり」から「一言で走る1本の流れ」になります。
- 重要ファイルはバックアップ前提で触らせる
大事なファイルを編集させるときは、「バックアップを取ってから」を必ず頭につけます。土台の5番(チェックポイント)があっても、二重の保険としてこれを言う。
理由は単純で、上級ゾーンほど、AIが触る範囲が広く・深くなるからです。ワークフローが5工程を自動で走るということは、5工程分の変更が一気に起きるということでもある。
「戻せる状態を作ってから、動く」。攻めた任せ方をするための、守りの一言です。
指示例:「バックアップを取ってから、このファイルを編集して。バックアップの場所も教えて」
効果:最悪のケースでも、失うものがなくなります。だから思い切って任せられる。
- 「良い指示なしで良い結果が出る環境」を作る
最後は、機能というより、ここまでの49個を貫く考え方です。
プロンプトの上手さで戦っている限り、成果は毎回の指示の出来に左右されます。調子のいい日は良い指示が書けて、疲れた日はダメになる。それでは仕組みとは言えません。
CLAUDE.mdに前提があり、ルールが場面別に効いて、手順はスキルになっていて、事故はHooksが止める。そこまで整えば、雑な一言からでも、いつも同じ品質が出ます。
指示例:「毎回説明しなくても同じ品質が出るように、今の僕の使い方を見直して、足りない前提を整えて」
効果:指示の上手さに、依存しなくなる。これが、この記事全体の結論です。
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■ 結局、AIを「部署」として持てるかどうか
50個ぜんぶに共通する背骨は、一つです。
毎回ゼロから「これやって」と頼むか。頼まなくても動く「部署」を、先に作るか。
9割の人は、前者のまま止まります。だからAIは、使い捨ての作業者で終わる。品質も毎回ブレます。
使いこなす人は、頼む前に前提を仕込みます。
CLAUDE.mdにルールを書く。繰り返す作業をSkillsにする。事故をHooksで止める。
一回の手間が、その後ずっと効く。
僕はこれを「環境の複利」と呼んでいます。
この記事の並びも、同じ。上に行くほど「作業を渡す」。下に行くほど「部署を設計する」。そして下に行くほど、複利が効きます。
AIがうまく動かないのは、能力が低いからじゃありません。迷っているからです。
まとめ
- 50個は6部署(土台7/SNS12/商品8/経理7/経営企画9/エージェント経営7)。メニュー表として使う
- 時間が空くのは「魔法の機能」のおかげじゃない。たくさんの機能を、自分の仕事に一つずつ当てはめた積み重ね
- 分岐点は「環境の複利」。AIを"部署"として持てるかどうか
取り入れる順番は、自分の一番きらいな部署から1つ。それだけで十分です。
そして今日、1個だけ選ぶなら——土台の1番です。
CLAUDE.mdに、あなたの事業の前提を書くこと。
5分で終わります。でもこの1枚が、この先ぜんぶの「担当者」の土台になります。
ナレッジ・イズ・キング。プロンプトを磨く前に、ナレッジを整えてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
最後に、ひとつだけ。
僕のX記事は、2連続で100万インプを記録しました。それだけの人が、この「渡し方」に反応したということです。
そして今だけ、期間限定で。この50個を実践に落とすための「20個の特典」を、まとめて配っています。
1つ目。Claude / Codex / ChatGPT / Gemini 完全攻略ガイド、11本。
2つ目。コピペするだけで動く「神プロンプト100選」。
3つ目。そのまま使えるAI実践ツール、6個。
4つ目。AI事業を立ち上げ、初月で327万円を出した全過程。
合計20個。しかも全部、無料です。セミナーや無料個別相談に参加しなくても、全部もらえます。
特に人気のスライド作成GPRTsでは下記のようなスライドが誰でも作れます。

嘘みたいな話ですよね。でも、本当です。
受け取り方は、シンプルです。下のLINEオープンチャットに入るところからです。
ここから入れます。
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正直に言います。この50個は、一発で見つけたものじゃありません。失敗しながら削って、実際の事業で残ったものだけを並べました。
もう一度だけ、言わせてください。
必要なのは、技術じゃありません。AIを迷わせない設計だけです。
毎回ゼロから指示を打つ作業で消耗するの、今日で終わりにしませんか。





