「AIでスライド作るなら、結局どれが一番いいの?」
ある企業にAI研修をやってた時、これを聞かれた。AIの進化は激しい。だから、もう一度比較してみることに。
私が使える6ツールに"まったく同じお題"を投げて、スライドを作らせてみました。
使ったのはこの6つ:
Claude / ChatGPT / Gemini / NotebookLM / Genspark / Copilot
同じ指示なのに出てきた中身は結構違う。見栄え、文字、構成、編集のしやすさまで含めて、1つずつ見ていきます。
検証のルール
フェアに行うため条件は下記。
- お題は1つに固定
- プロンプトも全く同じ。 ただし"同じ詳細ブリーフ+同じ配色+同じ映えるレイアウト指定"を全ツール共通で渡す=「共通スペックをどれだけ映えるビジネス品質で出せるか+指示への忠実さ」を見る
- 評価は4軸で5点満点
実際に投げたプロンプトはこれ
1# 役割2以下の新規事業について、経営会議で使う提案スライドを2枚作成してください。視覚的に一発で伝わる、ビジネス品質の仕上がりを最優先します。34# シーン(作成する2枚)56## 事業概要(2枚共通の前提)7- 事業名:『スキマ英会話』(仮)8- 概要:通勤や休憩のスキマ時間に、AI講師と5分から話せる法人向け英会話研修サブスク9- ターゲット:英語研修を福利厚生に入れたい中小〜中堅企業1011## 1枚目:競合ポジショニング12- ヘッドライン(結論):自社は「続く × 法人特化」の空白地帯にいる13- レイアウト:2軸ポジショニングマップ(マトリクス)+右側に「なぜこの2軸か」の抽出ロジック14- 縦軸:継続率(下=続かない / 上=続く)15- 横軸:法人導入のしやすさ(左=手間 / 右=手軽)16- プロット:17 - 駅前英会話(高単価・続かない)→ 左下18 - オンライン英会話(中位)→ 中央19 - 学習アプリ(低単価・法人非対応)→ 左上寄り20 - 自社『スキマ英会話』→ 右上の空白地帯(アクセント朱で強調)2122## 2枚目:導入ロードマップ23- ヘッドライン(結論):4四半期で着実に100社へ24- レイアウト:複数ストリームの工程表(縦=ストリーム / 横=Q1〜Q4の時間軸 / 開始未定は破線)25- ストリーム:26 - プロダクト:Q1 検証版 → Q2 改良27 - 営業:Q2 10社パイロット → Q3 正式ローンチ → Q4 100社28 - カスタマーサクセス:Q3〜(破線スタート)2930# 全体仕様31- アスペクト比:16:9(横長)32- 背景:純白33- スタイル:フラットデザイン(影なし・グラデーションなし)、ミニマル、コンサル資料風34- フォント:Noto Sans JP系のクリーンなサンセリフ35- タイポグラフィ:Apple系の、上品で余白を活かしたレイアウト36- 日本語テキストはすべて正確に表示すること(極めて重要)3738# カラーパレット(厳守)39- メインブルー #1976D2:タイトル、カード見出し帯、主要アイコン40- アクセント朱 #D84315:強調キーワード1〜2個のみ41- ライトブルー #E8F4FB:アイコン背景、淡い塗り42- 本文濃グレー #222222:本文テキスト43- サブグレー #888888:補助テキスト44- 枠線グレー #E0E0E0:カード枠線、破線4546# 適用ルール47- 1枚=1メッセージ。上部に結論(事実)を1行、示唆は別枠に置く。48- 同じ言葉を繰り返さない(共通項目は軸や見出しに1回だけまとめる)。49- 数値の大小は面積・長さ・太さに比例させる。50- グラフ・図で「視覚的に一発で伝わる」ことを最優先にする。
評価軸
2枚のスライドを生成し、下記の軸で評価。
- デザイン
- 文字(日本語)が鮮明か
- 編集しやすいか
- 出力スピード(※)
軸はこの4つとした。尚、出力スピードは裏側で動かせば良いだけなので参考でいいかも。(私はあまり気にしない人です)
6ツール、実際に作らせてみた
皆さんはどれが好みですか?
デザインは主観が入ってしまうので、AIに評価させました。(Claudeに判断させたんだけど、忖度しないようにツール名を伏せて評価させました。笑)

**
1)ChatGPT


- 採点:デザイン5点、文字5点、編集4点、スピード4点
- 私の印象: デザイン良し。4象限を綺麗に描けている、自社を破線枠で強調。AIに口語で編集できて精度も高い。最近GPT Images2.0の生成が多いので既視感強いかも
2)Gemini


- 採点:デザイン3点、文字2点、編集2点、スピード4点
- 私の印象: 文字に脱字あり。(ポジショング)、正式ローンチ10も指示していない。Nanobanana2が出てから時間が経過しているし、致し方ないところか。Nanobanana3で再度トップ性能を見せて欲しい
3)NotebookLM


- 採点:デザイン4点、文字3点、編集2点、スピード3点
- 私の印象: デザインはバランス良し。文字は潰れあり。PPTに落としても一面が画像化されていて編集できず。(PPT変換プロンプトが役に立ちそう) Gemini同様でNanobananaのアップデートに期待
4)Claude


- 採点:デザイン4点、文字4点、編集4点、スピード2点
- 私の印象: ChatGPTと共にClaude Design / Codeはよく使っている。デザインは2枚目のパイロット〜本格展開の図形が個人的に好き。一部重なりができてしまっていたからか4点。DesignはPPT/Canvaなどに変換可能。出力スピードが一番遅かったのが残念。 ※ちなみにClaude Designはプロンプトが悪くても良いヒアリングをしてくれるので、プロンプトが定まっていない時に重宝します
5)Genspark


- 採点:デザイン4点、文字4点、編集5点、スピード4点
- 私の印象: 1年前くらいはGenspark最強!って思ってましたが今も強かったです。特に編集が良い。AI編集も最も高度だし、PPTにもGoogle Slidesにも落とせる。あとはスライドデッキを作るためのテンプレも豊富です。ちょっと研究してみたい

6)Copilot


- 採点:デザイン1点、文字1点、編集2点、スピード2点
- 私の印象: Copilotで画像生成したが、一昔前のクオリティで厳しかった。 Copilotユーザの皆さん、良い方法があれば教えてください🙇
ちなみにCopilotユーザはPowerPointでCopilotにプロンプト打つのが良さそう。パッと見はClaudeっぽいからClaude for PPTが動いてるのかも。
(採点:デザイン4点、文字4点、編集5点、スピード3点)
こんな感じでした👇


比較の結果

私は Claude・ChatGPTをメインでスライド作成しており、この2つの圧勝かなと思ってた。でも実際は、他ツールも全然使えそう。
ハッキリしたのは2つ。
- 同じ指示だけど、見栄えそのものが想像以上に割れた
- でもプロンプト次第では伝わる資料は作れるとも感じた。CopilotユーザはPPT上で指示すれば全然実用的。
さいごに
お読みいただきありがとうございました。
これからもAIの“ビジネス活用”に特化して発信を続けていきます。
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※ 使用AI:Claude / ChatGPT / Gemini / Copilot など
単にAIを学ぶだけでなく、仕事にどう使うか?をお届けしていきます。
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