Claude Codeを文章生成のために使っているなら、その実力の半分も引き出せていません。
「Claude Codeにナレッジを溜めて、文章を量産しよう」
こういう話、最近よく見かけます。
ブログを書かせる。
メルマガの下書きを作る。
リサーチして、要約して、壁打ちもする。
どれも便利です。
でも正直に言います。
それ、GeminiでもChatGPTでもできることです。
Claude Codeにしかできないことは、まったく別のところにあります。
そこを使えているかどうか。
ここで天と地ほどの差がつきます。
凡人はチャット欄に毎回指示を打つ。天才はSkillsで仕組みにする。
なぜ文章生成だと、その他大勢のAIに負けるのか?
最初に正直なところを書いておきます。
僕もClaude Codeを使い始めた頃は、文章生成ばかりやっていました。
今でも文章を書かせることはあります。
でもある時、気づいてしまったんです。
メルマガを書かせていた時でした。
Claude Codeに大量のナレッジを読み込ませて、それっぽい文章を出させる。
ところが出てきた文章が、どこか変なんです。
試しに同じネタを、普通のClaudeとChatGPTにも書かせてみました。
結果、そっちの方が普通に上手かった。
これは私の実感です。
Claude Codeは大量のナレッジを読みに行く分、目の前の一文に集中しきれない。
だから文章単体のクオリティなら、普通のClaudeやChatGPTの方が上だったりします。
ここに根本的な問題があります。
文章生成のためにClaude Codeを選ぶ理由は、実はそんなにない。
文章生成は、Claude Codeの本当の仕事じゃないんです。
Claude Codeの最大の武器は「Skills」です
じゃあClaude Codeにしかできないことは何か。
結論から言います。
「Skills」です。
Skillsをざっくり言うと「やってほしい作業の手順を、あらかじめ覚えさせておく機能」です。
一度組んでおけば、毎回プロンプトを考え直さなくて済む。
コマンドを一つ打つだけで、決めた手順を最後まで走り切ってくれます。
しかもコードは書きません。
やりたいことを言葉で説明すれば、Claude Codeが勝手に組んでくれる。
「コードを書くツール」という名前なのに、こっちは一行も書かない。
ここがいちばん面白いところです。
ここからは僕が実際に回しているSkillsを並べていきます。
地味なものもあります。
でもどれも、毎回やると地味に工数を奪われる作業ばかりです。
手法①:ラジオ配信を、メルマガとブログに一気に横展開する
音声配信をやっているなら、これは刺さるはずです。
ラジオを1本撮った。
さあ、ここからメルマガとブログに展開しよう。
…この作業、めちゃくちゃ面倒じゃないですか。
以前の僕はこうでした。
まず音声をGeminiで文字起こしする。
その文字起こしを、毎回イチからChatGPTに投げる。
出てきた文章を整えて、ブログ用に直して。
正直、1本あたり1時間以上かかっていました。
今はコマンドを一つ打つだけです。
文字起こしも勝手にやってくれる。
そこからメルマガを書いて、ブログにも横展開してくれる。
ブログに至っては、デザインまでしっかり整えてくれます。
「このラジオを、いつものメルマガとブログに展開して」
あとは放置で完成です。
1時間以上かかっていた作業が、コマンド一つに変わりました。
これがSkillsの威力です。
手法②:面談を、議事録の送付準備まで終わらせる
僕はAIの顧問をやっているので、顧問生さんとの面談が多いです。
面談が終わるたびに議事録を作る。
これがまた地味に重い。
今はコマンドを一つ打つだけで、ここまでやってくれます。
面談の文字起こし。
その日の議事録をまとめる。
顧問生さんに送る準備まで整えてくれる。
「今日の面談を文字起こしして、議事録にまとめて、送付用に整えて」
面談が終わった瞬間には、もう送る一歩手前まで完成している。
そういう状態です。
手法③:自分の考えや価値観を、勝手にナレッジとして溜めさせる
これは少し応用です。
さっきの面談の文字起こし。
ただ議事録にするだけでは、もったいない。
僕はその文字起こしから、自分の知識やAIへの考え方、価値観をナレッジとして抜き出して蓄積させています。
しかも横展開できる形に整えた上で、です。
「この文字起こしから、僕の考え方や価値観をナレッジとして抽出して、横展開できる形でまとめて」
しゃべっていた内容が、勝手に資産になっていく。
話すだけで、自分の頭の中がストックされていく感覚です。
手法④:Zoomと繋いで、録画と文字起こしを取りに行かせる
ここからがもう一段進んだ「天才の使い方」です。
キーワードは「API連携」と「MCP連携」。
これをやると、できることの幅が一気に広がります。
難しく考えなくて大丈夫です。
要は、Claude Codeを外部のツールと繋いでしまう。
するとシステムの裏側に入り込んで、いろんなことを勝手にやってくれます。
僕はまずZoomと繋いでいます。
「さっきのZoomの録画と文字起こしをダウンロードしておいて」
わざわざ管理画面を開いて、ファイルを探して、ダウンロードする。
あの一連の作業が、まるごと消えます。
手法⑤:UTAGEと繋いで、メルマガの配信予約まで任せる
僕はメルマガ配信にUTAGEを使っています。
これはMCPで繋いでいます。
昨日、顧問生さんに提案したばかりの使い方を紹介します。
作ったメルマガを配信設定する。
これをSkillsにしてしまうんです。
できあがると、こうなります。
コマンドを打って、配信したい日時を伝えるだけ。
UTAGE側に配信予約まで入れてくれます。
「このメルマガ、明日の朝7時に配信予約しておいて」
管理画面にログインする必要なんて、もうありません。
手法⑥:UTAGEのファネルを、構築からデータ取得まで任せる
UTAGE連携はメルマガだけじゃありません。
ファネルの構築もやってくれる。
ファネルのデータを取ってくることもできます。
「今のファネルの数字を取ってきて、どこで離脱が多いかまとめて」
数字を見に行く手間が消えます。
取ってきて、まとめるところまで一気にやってくれる。
ここまで来ると、もう「Excelに強い人が隣にいる」どころじゃありません。
手法⑦:スプレッドシートを「これまとめといて」で片付ける
スプレッドシートとも繋いでいます。
これはもう、ほぼ口頭です。
「これまとめておいて」
それだけで、勝手にまとめてくれる。
関数は苦手。
ピボットテーブルとか正直よくわからない。
そういう人にこそ、この使い方が刺さります。
手法⑧:WordPressに、ブログを直接書き込ませる
WordPressとも繋いでいます。
さっきのラジオ横展開で書いたブログ。
あれを、そのままWordPressに書き込んでくれます。
「このブログ記事、WordPressに下書きで入れておいて」
コピペして、貼り付けて、整えて、公開設定して。
あの作業がごっそりなくなります。
書くところから載せるところまで、地続きになるんです。
手法⑨:Googleカレンダーに、予定をまとめて登録させる
Googleカレンダーとも繋いでいます。
予定の登録って、地味にめんどくさいですよね。
撮影日程がLINEで一気に送られてきた。
あの5件を、一つずつカレンダーに手で打ち込んでいく。
もう、あれはやらなくていいです。
送られてきた文面を、そのまま渡すだけ。
日付も時間も読み取って、まとめて登録してくれます。
「このLINEの撮影日程、全部カレンダーに登録しておいて」
「来週の面談を、火曜の14時に入れておいて」
一件ずつ手で入力する作業が、まるごと消えます。
スケジュール管理が苦手な人にこそ、これは刺さります。
手法⑩:小さく組んで、あとから一気通貫に束ねる
ここまで読んで、あなたはこう思っているはずです。
「Skillsって、組むの難しそう」
断言します。
最初から一気通貫の大きなSkillsを作ろうとしない。
これがコツです。
おすすめは「一つのSkillsで一つの作業」から始めることです。
文字起こしだけのSkills。
メルマガにするだけのSkills。
まず小さく、一個ずつ組んでいく。
そして数が溜まってきたら、最後にこう言うだけです。
「このたくさんのSkillsを、一つのコマンドでまとめて動くようにして」
これでラジオ横展開みたいな一気通貫のSkillsが完成します。
いきなり全部を繋ごうとして失敗するより、ずっと早い。
小さく作って、あとから束ねる。
この順番が正解です。
Skillsを組むほど、AIを触る時間は減っていく
ここで逆説的なことを言います。
AIの記事なのに、です。
Skillsを組む本当のゴールは、AIを触る時間を減らすことにあります。
毎回プロンプトを考え直す。
出てきた文章を直す。
また指示を打つ。
これって、結局ずっとAIに張り付いているということです。
Skillsを一度組んでおけば、それがなくなる。
プロンプトを考える時間も、指示を出す時間も減る。
コマンドを一つ打って、あとは放置でいい。
じゃあ、空いた時間で何をするのか。
ここが一番大事なところです。
私はAIにできないことに、時間を回すようにしました。
顧問生さんのサポート。
顧客満足度を高めるための時間。
実際、AI顧問の面談は、初月だけ月1回から週1回に増やしました。
セミナーの回数も増やせるようになりました。
それだけじゃありません。
学びの時間。
自己投資の時間。
家族と過ごす時間。
こういう時間が、間違いなく増えました。
AIに任せられることは、AIに任せる。
人にしかできないことに、自分の時間を使う。
そのための道具が、Claude CodeのSkillsなんです。
まとめ:天才の使い方は「仕組み化」にある
もう一度言います。
Claude Codeを文章生成のために使っているうちは、その実力の半分も引き出せていません。
文章生成なら、普通のClaudeやChatGPTの方が上手いことすらある。
Claude Codeにしかできないことは、別のところにあります。
最大の武器は「Skills」です。
そしてAPIやMCPで外部ツールと繋いだ瞬間、できることの幅は一気に広がります。
凡人はチャット欄に毎回指示を打つ。
天才はSkillsで仕組みにする。
この差が、天と地ほどの違いを生みます。
いかがでしたでしょうか。
まずは難しく考えず、一つのSkillsで一つの作業から組んでみてください。
文字起こしだけでもいい。
要約だけでもいい。
その一個が、あなたのAIに触る時間を確実に減らしてくれます。
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