毎朝コーヒーを飲みながら、ニュースアプリを開いて、メールを確認確認して、、 気づいたら30分溶けていた、という経験はないですか?
僕も正直、ずっとそうでした。
この記事は、Geminiの「時間指定アクション」で世の中の最新情報を毎朝自動で集めて、NotebookLMで自分の仕事の文脈に翻訳する仕組みの作り方です。
読み終わるころには、出社前にスマホを開くだけで「自分専用の朝ブリーフィング」が届く状態の作り方が分かります。
第1章:情報は「拾いに行く」のをやめて「届く」に変える
僕がコンサルで関わっている中小企業でも、毎朝の情報収集に時間を溶かしている人がめちゃくちゃ多いです。
ニュースサイトを3つ巡回して、Xを追って、業界メディアをチェックします。 これを毎朝やると、平日だけで年125時間が消えます。約15営業日分の労働時間が、情報を「眺めるだけ」で消えている計算です。
ここで発想を変えます。 情報を自分から取りに行くのをやめて、勝手に届く状態を作るんです。
今回使う2つのツールには、はっきりした役割分担があります。
Geminiの時間指定アクション → 世の中の最新を毎朝自動で集めてくる係です。
NotebookLM → 集めた情報を、自分の仕事の文脈に翻訳する土台です。
料金の前提も先に整理します。 NotebookLMは無料でかなり使えます。 一方、毎朝の自動収集を担うGeminiの時間指定アクションは有料機能です(第4章で正直に解説します)。
ここまでが全体像です。 次は、毎朝自動でニュースが届く仕組みの核心に入ります。
第2章:Geminiの時間指定アクションで「毎朝ニュースが届く」を作る
毎朝の自動化を支える主役が、Geminiの「時間指定アクション」です。
これは「毎朝7時に、AIニュースを要約して」とプロンプトを一度送るだけで、翌朝から自動でその作業を繰り返してくれる機能です。
設定はマジで簡単です。
①Geminiアプリかgemini.google.comを開く
②「毎朝○時に△△して」という形でプロンプトを送る
③時間指定アクションの概要(カード)が表示されたら設定完了です
あとは設定とヘルプの「時間指定アクション」から、一時停止や編集ができます。
実際に僕が使っているプロンプト例の紹介です。
1毎朝7時に、以下のテーマの最新ニュースを要約してください。23対象テーマ:4- 生成AIの新機能・新モデル5- 自社業界(例:人材・SaaS)の動向67出力形式(各ニュースごと):81. 見出し(20字以内)92. 3行要約103. 出典URL114. 自分の仕事への影響(高・中・低)1213ルール:14- 出典URLが確認できない情報は載せない15- 該当ニュースがなければ「本日は該当なし」と書く
正直に告白すると、僕は昔、毎朝ブラウザのタブを10個以上開いて情報を浴びていました。 浴びるだけで満足して、結局なにも行動に移せていなかったんです。
時間指定アクションに任せてからは、その消費の時間がまるごと消えました。
ちなみに同時に設定できるのは最大10個まで、現状は1つのプロンプトにつき1日1回までです。 欲張らず、まずは1個から始めるのがおすすめです。
仕組みの土台はできました。 ただ、これだけだと「世の中の話」で止まります。 次は、それを「自分ごと」に変える工程です。
第3章:NotebookLMで「自分の文脈」を固定する
Geminiが集めてくるのは、あくまで世の中一般のニュースです。 「で、うちの会社にどう効くの?」という翻訳が、ここから先の本番です。
その翻訳を担うのがNotebookLMです。
NotebookLMは、自分が入れた資料だけを根拠に答えるAIです。 自社の事業計画、競合リスト、判断基準のメモをノートブックに入れておきます。 すると、出典が固定されるので、ハルシネーション(AIが事実を作る現象)が起きにくくなります。
ただし、ゼロにはなりません。 要約のズレや解釈違いは起こるので、大事な数字は元資料で確認する前提で使います。
しかも2026年5月26日のアップデートで、Googleドライブとの自動同期に対応しました。 ドライブ上のGoogleドキュメント・スプレッドシート・スライドを更新すると、ノートブック側も自動で最新になります。
社内資料が古いまま放置される事故が、これで減りました。 ただし自動同期の対象はこの3形式だけで、WebサイトのURLやPDFは対象外です。 このあたりは過信せず、大事な資料は中身を確認する癖をつけておくと安心です。
使い方はシンプルです。 Geminiが朝届けてくれたニュースを、NotebookLMに貼って「この動きは、うちの経営にどう影響する?」と聞くだけです。
先日、コンサル先の社長さんにこの流れを共有したら「やっと自分の言葉で語れるニュースになった」と喜ばれました。 最初に試したときは僕も資料の入れ方が雑で、的外れな回答ばかり返ってきました。 入れる資料の質が、翻訳の質をそのまま決めます。
世の中を集めるのがGemini、自分ごとに変えるのがNotebookLMです。 この役割をきっちり分けた2段構えが、毎朝のブリーフィングの正体なんです。
第4章:正直な注意点。ここは自動化できないし、お金もかかる
夢のような仕組みに聞こえるかもしれませんが、正直に線引きします。
①時間指定アクションは有料です
個人アカウントの場合、Google AI ProまたはUltraのライセンスが必要です。 無料アカウントでは、毎朝の自動実行は使えません。 仕事用アカウントは、対象のGoogle Workspaceエディションが条件になります。
②NotebookLMは毎朝自動では動きません
NotebookLM自体に定期実行はありません。 あくまで「自分の文脈を固定する土台」として使う前提です。
③通知やデータの鮮度にもクセがあります
Webアプリの場合、メールやプッシュ通知は届かず、チャット横にレポートが表示される形です。 配信は時間の1時間前から準備されるため、株価のような変動データは受け取った瞬間に最新とは限りません。
知らずに毎朝30分を溶かし続けるのは、正直もったいないです。 とはいえ、全部を一気に組む必要はありません。 まずはGeminiで1個だけ予約してみます。 最初はそれで十分なスタートになります。
締め:今日からの3ステップ
最後に、今日から始める手順を3つにまとめます。
①Geminiで「毎朝7時に自分の業界ニュースを要約して」と1個だけ予約する
②NotebookLMに自社資料を1つ入れて、出典の土台を作る
③1週間回してみて、いらない情報源を削る
この3つを今日やるだけで、明日の朝が変わります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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