Claude Code 実践ガイド:高品質な LP を 30 分で構築する方法

@ai_yorozuya
日本語4 週間前 · 2026年6月18日
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TL;DR

本書では、Claude Code を活用してハイエンドなランディングページを構築するための 4 ステップの制作プロセスを紹介します。AI 特有のありきたりなデザインを回避し、独自の設計原則、自動化されたビジュアルテスト、そして進化し続けるルールセットを通じて品質を高める手法に焦点を当てています。

ツールに頼めば“それっぽい一枚はすぐ出る。でも、できあがりはなぜか「どこかで見た」見た目になる。これが“AIっぽさの正体で、いま一番差がつくところ。

ここでは Claude Code 上に組んだ制作ライン(拠点=makeLP プロジェクト)で、同じ土台から性格の違う3サイトを作り分けた経験をもとに、再現できる作り方を短くまとめる。

1発の魔法でなく工場

単発で良いものが出ても、再現できなければ資産にならない。だから4工程で回す。

制作 → 品質 → 検証 → 改善。

支える登場人物は4種類。

・スキル … やり方の型(motion-lp-builder=作る型、frontend-design=脱AI感の原則、bulk-categorize=大量分類)

・サブエージェント … 担当者(描いて講評する lp-visual-verifier、参考を仕様化する design-reference-analyst、分類する bulk-classifier)

・資料室 … SANKOU掲載 4,074件を「サイトタイプ×業種」で1件ずつ分類した参照棚

・育つルール … CLAUDE.md(標準フロー・規律)+メモリ(ダメ出しを永続化)

準備と前提

土台は Vite + React + GSAP(ScrollTrigger) + Lenis に固定。肝は「スクロール進行度を演出に直結させる」こと。下る量がそのまま表現の入力になる(背景動画のフレームスクラブ、ピン留め、パララックス、入場リビール)。

素材は2系統で、題材で選ぶ。

・AI生成(Higgsfield)… リゾート等の写実が要るとき

・コード描画(SVG/Canvas/CSS)… B2Bやテックはこちらが“らしい。クレジット不要

迷ったら「写真であるべきか、図であるべきか」で決める。

STEP1 制作

順番が肝心。いきなり書かず、ブランドブリーフ(誰に何を約束するか、色・タイポ・動きの強度)を1枚に固めてから手を動かす。同じ土台でも、出力を分けるのはコードでなくブリーフ。

AI生成を選んだらクレジット規律を守る

①残高を確認

②get_costで事前見積もり

③ヒーロー画像を先に1枚作る

④それを参照に他を生成して質感統一 ⑤完了を待ってDL。

実装は、スクロールに演出を直結(フレームスクラブ/ピン/パララックス/リビール)。そして必ず堅牢に:prefers-reduced-motionで静的フォールバック、アセット欠損でも npm run dev が動く、touchやcanvasの省電力配慮。

STEP2 品質 脱・量産デザイン

AIっぽさを6つに分解して潰す。

  1. グラデ多用(特に文字グラデ・紫グラデ)→ 単色+1アクセントに絞る
  1. 定番パーツを定番順に並べただけ → 固有のコンセプトで構造ごと作る(例:ページ全体をワークフローのキャンバスに)
  1. キリのいい盛り数字 → 具体に(“請求書600件/月→0件の before→after)
  1. 絵文字アイコン → 使わない。必要ならSVGを描く
  1. ブロック左端だけの色バー → 使わない。差し色は面・余白・タイポで
  1. 全部が対称・均等・角丸・ふわ影 → 非対称と余白の強弱を入れる

原則は、配色は単色+1アクセント、タイポは特徴的な1書体で押す、余白に強弱、動きは“焦点のために。

STEP3 検証 ビルドが通る ≠ 良い

コードが通っても、ピンやスクラブやリビールは実画面で崩れていることがある。だから lp-visual-verifier が dev を立て、puppeteer-core で既存の Chrome/Edge を操作し、各セクションを実際に描画して撮影 →“目で講評する。

ポイント3つ。

・検証役はコードを直さない(原因の切り分けのため)

・prefers-reduced-motion で撮ると、ピン留めやリビール待ちの下部も静的に可視化できる

・モバイル幅でも必ず撮る

講評 → 修正を1回まわすだけで品質が一段上がる。ビルド成功で満足しない。

STEP4 改善+資料室

design-reference-analyst が参考サイトを読み、印象でなく「共通パターン」と「改善仕様(どこを・どう)」に落とす。資料室 sankou-reference は 4,074件を2軸で分類済みで、「観光×特設LPの実例だけ」を一瞬で引ける(各行の note で中身が分かる)。

その大量分類自体も型にしてある(bulk-categorize:分割 → サブエージェント並列 → 集約 → 補正)。

ルールが育つ

最大の発見はここ。依頼主のダメ出しを“その場の修正で終わらせず、永続ルールに昇格させる。

実例

「絵文字アイコンはAIっぽい」「ブロック左端の色バーはAIっぽい」→ メモリと CLAUDE.md に禁止ルール化 → 次回からどのサイトでも自動で避ける。

つまり、使うほど“AIっぽさが抜けていく。スキルやサブエージェントを置いておけば横展開も効く。

3サイトの作り分け

・AZURE BAY(夏のプールLP/B2C)… ターコイズ+ゴールド。Higgsfield生成。スクロールでプール動画をフレームスクラブ。

・FLOWGEAR(n8n導入支援/B2B)… コーラル1色+フラット、画像生成なし。ページ全体を n8n のワークフロー・キャンバスに。盛り数字でなく before→after。

・STATIK(架空スタジオの実験Lab)… ニアブラック+モノ+アシッド1色。canvas のキネティック文字格子+カスタムカーソル。LPでなく没入体験。

共通項は「単色+1アクセント」「具体で語る」「コンセプト一点突破」。題材で手段を選ぶこと自体が、平均から外れる第一歩。

自分で組む最小構成

  1. スクロール連動の土台を“型にする(毎回ゼロから書かない)
  1. 脱・量産の原則を1枚のルールに(グラデ/絵文字/左バー禁止…)
  1. 作ったら必ず“実画面を撮って見る
  1. ダメ出しは毎回ルールに昇格させる

つまずきの定番と対策:クレジット浪費(ヒーロー先行+事前見積もり)、検証漏れ(実画面を撮る)、モーションのアクセシビリティ(reduced-motion)、モバイル崩れ(必ず別幅で撮る)。

まとめ

AIは「速い手」であって「目」じゃない。

目(検証)とルール(学習)を仕組みに持たせた瞬間、AI製サイトはAIっぽさから抜けます。

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