2026 年必备 AI 技能:什么是“循环设计” (Loop Design)?—— Prompt 时代的终结

@koutarou_furuno
日本語1 か月前 · 2026年6月11日
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TL;DR

本文探讨了从手动提示词 (Prompting) 向自主 AI 循环的转变,详细介绍了构建自我验证代理系统 (Agentic Systems) 所需的架构基石与逻辑。

「プロンプトを書くな。ループを書け」

Peter Steinberger(OpenClaw創設者、現OpenAI)と、Boris Cherny(Anthropic Claude Code責任者)が、独立して同じことを言い始めた。

偶然じゃない。

地球上で最も重要な2つのAIラボのトップエンジニアが、同時に同じパターンに収束している。「流行の話」じゃなくて、AIの使い方そのものが変わるシグナルだと思う。

この記事は、そのシフトを整理したRahul(@sairahul1)のスレッドを元に、僕なりに整理し直したもの。

プロンプト時代に何が起きていたか

2年間、みんなこれをやってきた。

あなた → プロンプト → AI → 出力 → あなたが確認 → 修正 → また入力

気づいてる人は多いと思うけど、「ループしてるのは人間」だった。

AIに一回聞いて、確認して、また聞いて、また確認する。「AIを使ってる」というより「AIと一緒に作業してる」に近い状態。

限界は明確。スケールしない(人間の時間が上限)、品質が人間のレビュー精度に依存する、夜中に動かせない。

古野光太朗 - inline image

Boris Chernyがやっていること

Claude Codeのヘッドが言った言葉をそのまま引用する。

"I don't prompt Claude anymore. I have loops running that prompt Claude and figure out what to do. My job is to write loops."

「僕はもうClaudeにプロンプトを送ってない。ループが走っていて、そのループがClaudeに何をすべきか考えさせてる。僕の仕事はループを書くこと」

Peter Steinbergerも同じことをこう言った。

"You shouldn't be prompting coding agents anymore. You should be designing loops that prompt your agents."

ここで止まって読んでほしい。

「指示を改善する」から「指示を出す仕組みを設計する」へ。レイヤーが一段上がった。

古野光太朗 - inline image

ループエンジニアリングとは何か

シンプルに言うと:

「エージェントが自分で発見→計画→実行→検証→修正を繰り返す仕組みを設計すること」

5つのフェーズに分解するとこうなる。

DISCOVER(発見)

PLAN(計画)

EXECUTE(実行)

VERIFY(検証)

ITERATE(修正)

クリアしたら完了 / 失敗したらDISCOVERに戻る

人間はゴールだけ決める。あとはループが回る。

古野光太朗 - inline image

2つのスケール:1人 vs チーム

ループには規模が2つある。

① シングルエージェントループ

1つのエージェントが自分で全サイクルを回す。「自分の下書きを自分で何度も直す人」のイメージ。スコープが小さく、集中した作業向き。

② フリートループ(艦隊型)

オーケストレーターが大きなゴールを持ち、そのゴールをスペシャリストに分解。スペシャリストはさらにサブエージェントに細分化する。

オーケストレーター(ゴール全体を管理)

↓ ↓ ↓

調査担当 開発担当 QA担当

↓ ↓ ↓

Web調査 コード書き+デバッグ テスト+バグ追跡

全エージェントが同じ5ステージのループを回している。チームで一つのプロジェクトを動かすイメージ。

余談なんだけど、これよく「AIが勝手に何でもやってくれる」みたいな文脈で語られるんだよね。

実態は「誰が何を見るかの設計が全部」で、そこは人間がやらないといけない。ループを書ける人が強い理由がここにある。

古野光太朗 - inline image

オープンループとクローズドループ

オープンループ:エージェントに広い裁量を与え、自由に探索させる。

パワフルだけど、トークンを爆速で消費する。無制限APIを持ってるOpenAIのトップエンジニアが「いいよ」と言える世界の話。

クローズドループ:人間が事前にパスを設計する。ゴール明確・ステップ定義・各ステップに評価あり・終了条件あり。エージェントはそのフレームの中で動く。

今すぐ始めるならクローズドループ一択。

品質ゲートなしでオープンに回すと、速くて安くてひどいアウトプットが量産される笑

実際に何を作るか:6つのビルディングブロック

Claude CodeもCodexも、この6つを実装している。(ソースでの評価に基づく。実際の機能可用性は各ツールのドキュメントで確認推奨)これを揃えたらループが走る。

① Automation(自動化)

ループの心拍。スケジュールやトリガーでDISCOVERを開始する。「毎朝テストを走らせて結果を届ける」みたいな仕組み。これがないと「一度実行して終わり」になる。

② Worktrees(ワークツリー)

複数エージェントが並行実行する際のファイル衝突防止。Gitのブランチごとに独立した作業ディレクトリを与える。「2人のエンジニアが同じファイルを同時に書き換える悪夢」を防ぐやつ。

③ Skills(スキルファイル)

VISION.md、ARCHITECTURE.md、RULES.md など、プロジェクト情報を書いたファイル群。毎回プロジェクトの説明をゼロからさせなくて済む。ここが充実してるとループが毎回賢くなる。

④ Plugins / Connectors(連携)

Linear(タスク管理)、Slack(通知)、ステージング環境のAPI……外部ツールとの接続。これがないとループは「ファイルだけ変えて終わり」になる。PRを開いてSlackに通知まで走らせるのがここ。

⑤ Subagents(サブエージェント)

「作る人」と「確認する人」を別エージェントにする。 自分で書いたコードを自分で採点させるのは甘い。別のエージェント(別モデルでもいい)に検証させることでVERIFYが機能する。

⑥ Memory(メモリ)

MarkdownファイルでもLinearボードでも何でもいい。「今回のループで何を試したか、何が通ったか、何が残っているか」を外部に保存する。これがないと毎回ゼロから始まる。ループが長期化するほど重要度が上がる。

実装例を4つ

1.コーディングループ

VISION.md + ARCHITECTURE.md を読む

→ 変更を計画

→ コード編集

→ テスト自動実行

→ 失敗 → エラーを読んで修正 → 再テスト

→ 通過 → 変更内容をサマリー → 完了

2.リサーチループ

リサーチクエスチョンを定義

→ ソース検索

→ 発見をサマリー

→ ソースとクロスチェック

→ 矛盾情報を比較

→ 最終回答を合成

→ 信頼スコアが閾値を超えたら完了

3.コンテンツループ

トピック + ターゲット + ゴールを定義

→ ドラフト作成

→ 批評エージェントがドラフトをレビュー

→ 批評を元にリライト

→ 成功基準でスコアリング

→ スコアを超えたら公開 / 未達なら再リライト

4.営業アウトリーチループ

ICP(理想顧客プロファイル)を定義

→ リードを検索

→ 企業データでエンリッチ

→ 基準でクオリファイ

→ メッセージをパーソナライズ

→ クオリティレビュー

→ 送信 or 人間にエスカレーション

これ、全部同じ骨格。

ゴール → アクション → チェック → 修正 → 完了まで繰り返す。

トークンバーンという現実の壁

ここは正直に書く。

シングルエージェントループ1回(中規模タスクの場合)で、体感としてかなりのトークンを消費する。ソースでは中規模コーディングタスクで5万〜20万トークン程度と報告されているが、タスク規模で大幅に変動する。

フリートループになると消費量は桁違いに跳ね上がる。

ソースではスペシャリスト3体構成で50万〜200万トークン程度の消費が報告されており、体数が増えれば比例して増加する。

これをスケジュール実行(毎朝など)すると、週単位で膨大なトークン消費になる傾向がある。実行頻度とタスク規模次第で大きく変わるが、ソースでは「週に数百万トークン規模」と報告されている。

標準的なAPI価格でこれをやると、まじで月の予算が吹っ飛ぶ。

Peter SteinbergerのポストのリプライにはOpenAIユーザーから「あなたは無制限APIがあるから言えるんですよね」という返信が並んでた。正論だと思う。

これを変えるのがDeepSeekなどの低価格モデル。

DeepSeek V4は100万コンテキストウィンドウと低価格なトークン設定で、ソースでは「最も安価なフロンティアモデルの一つ」と評価されている。

長期ループの経済的ハードルを大幅に下げる可能性がある。「設計できる/できない」の話が「払える/払えない」に移行しつつあって、その変数が消えてきた感じ。

ただしDeepSeekの採用にはデータガバナンス・セキュリティの検討が先。

特にビジネス用途では確認を忘れずに。

プロンプトエンジニアとループエンジニア

プロンプトエンジニア

  • 「いい指示を書く」
  • 毎回出力を手動確認
  • 1回実行して終わり
  • 出力の質を高める

ループエンジニア

  • 「指示を自動で出す仕組みを書く」
  • テストが自動検証
  • 繰り返し実行される
  • 検証済みアウトプットを生産する

Rahulの言葉を借りると:

「プロンプトエンジニアはAIにアウトプットを求める。ループエンジニアは検証済み結果を生産するシステムを設計する」

2026年で高く評価されるのは「英語のプロンプトが上手い人」じゃなくて、「エージェントがどうやって発見・計画・検証・完了を判断するか、その論理を設計できる人」。

「Go押すだけ」になるな

Rahulが最後に言ってることが一番刺さった。

「同じループを2人が作っても、結果が真逆になることがある。

一方は深く理解した上でレバレッジをかけている。もう一方は理解を避けるためにループを使っている。ループは区別しない。でもあなたには分かる」

「Go押すだけの人」になるか、「設計する人」になるか。

そこが2026年の分岐点。

今日やること

□ Boris Chernyの発言をもう一度読む(「My job is to write loops」)

□ 自分が今やってるAI作業の中に「手動で確認 → また入力」のサイクルがあるか確認する

□ VISION.md / ARCHITECTURE.md / RULES.md の3ファイルを作ってみる(プロジェクト1つから)

□ 「作る人」と「確認する人」を別エージェントに分ける設計を試してみる

□ まずクローズドループから始める(オープンループはその後)

どこから始めるか迷ったら→ VISION.md を書くところから。 これがないとループはゴールを持てない。

Rahulのオリジナルスレッドがめちゃくちゃ充実してるのでおすすめ。

Loops: What Every AI Engineer Needs to Know in 2026

ループ設計やってる方いたら、どんな構成にしてるか聞いてみたい。

コメントかDMで教えてください。

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